大野工務店

屋根補強

 

Bifore   After
     
     
     
古い在来工法の屋根で多いのは、垂木の上に小幅杉板+杉皮を張り、土葺き瓦で仕上げる工法です。防湿・防水・気密性能が低い為、木部の劣化が激しくなっています。
また、垂木や杉板等の接合部分も劣化で水平耐力が低下しているので補強が必要となります。
 
※瓦の湿式工法:土葺きの瓦は重量が重いので、建物全体の補強に影響してきます。
 
屋根の補強方法としては、劣化のある木部を取替・補強し、吊り木等の不足材を新設、各接合部の金物で補強した上で、構造用合板等の野地板を張り水平耐力を確保します。
また、棟や桁の主構造の腐食は、構造検討により差替えをお勧め致します。
 
※瓦や鋼板等の仕上げは、乾式工法にて重量を軽くし、建物への影響を少なくしていきます。